学びを変えるICT

2022年8月26日

名古屋経済大学市邨高校・中学校では、2017年の5年前から、全校生徒に一人一台のタブレット端末(iPad)を配布し、文房具の一つとして教育活動に活用しているそうです。その実態を調査するため、「学びを変えるICT・いちむら事例報告会」に私学振興議員連盟の議員の皆様と共に参加いたしました。国語や数学、保健体育・家庭科等の教科ごとと生徒さんの発表もありました。

 

すでに5年前から導入されていたということで、コロナ禍の臨時休校があっても慌てることなく、改題や授業動画の配信ができ、双方向型のオンライン授業を実施できたそうです。リモートでのホームルーム活動や教育相談も行われました。公立小・中学校では一人一台のタブレット端末を使って授業が進んでおり、高校生にも配布するという動きが出てきました。

 

この報告会は他の学校の先生たちも参加されていました。授業は3コマあったので、私は英語と保健体育・家庭と生徒発表に参加しました。生徒の書き込みが一度に把握できるアプリや、なんでも調べることができる辞書アプリ等、現場での教育の進み方の速度についていけません。必死でメモを取る時代は終わり、ペーパーに書くのはテストの時だけだそうです。驚きの連続でした。